Insecurity

恋の仕方を忘れた僕が
君のひたむきな姿にときめいた

まっすぐに前を向いて
嘘をつかない君は
僕にとって眩しい存在だった

たまに誘えば
君はいつも付き合ってくれた
単純な僕は間違いなく勘違いしてた

もしかしたら？
そんな期待をしながら君との待ち合わせ場所に向かった

いつも決まって遅れてくる君は
僕がどんなに不安になっていたかを知らない
本当は来ないんじゃないかなんて
いつもずっと思っていた

僕が気持ちを打ち明けたら
君はどう思うだろう？
もう二度と会えなくなる
それとの天秤掛けていた

君の小さな手を握って
どこまでもどこまでも走っていきたい


今の日常に疲れた僕を
前を向いていきたいと思わせた

まっすぐと夢に向かって
素直に生きる君は
僕にとって眩しい存在だった

たまに誘って
君はいつも付き合ってくれた
踏み込んじゃいけない領域を行ったり来たりしてた

今度こそは
そんな勇気はいつでも君の顔を見ると忘れてしまうのさ

たまにぴったり遅れずにくる君は
僕がどんな思いで待っているかを知らない
本当は彼氏がいるんじゃないかなんて
たまにふっと思ったりさ

僕が感情を抑えられなかったら
君はどう思うだろう？
もう二人で会えなくなる？
それだけは避けたかった

君の小さな体寄せて
いつまでもいつまでも抱き締めていきたい


2020 Ichigou.

作詞入門: 阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

• 作者: 阿久 悠
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 2009/09/16
• メディア: 文庫

タグ：片思い 恋愛 作詞 詩