From longing.

寒空に二人
恋人で溢れる街を歩く
ただ眺めてたら
それなりにお似合いな二人かな？

雪舞う冬空
白い吐息に包まれて進む　
どう見ても決して
恋人には見えない二人だね

差し出した手を反射的に跳ね除けられた
僕への気持ちがないことに気付かされた
あなたの手を繋ぐそんな勇気はない僕だけど
ただ荷物を持とうと思っただけなのに

恋したから
周りが見えなくなったのはもう何年も前
恋しても
愛してるなんて言えなくなったのは最近のこと
色々なタイプの男演じてみても
僕のことなんか目にも入らないんだね


涙も枯れ果てたおかげで
あなたの影に怯えることも無くなった
さよならも言わず遠くに去っていくあなたを
僕はそっと黙って見送るよ

生き方を変えても良いと思った
そんなことあなたが望んでいないことわかっていたけど
あなたはどんどん変わっていくんだね
僕はそれを遠くから見守ることしかできない

恋したいから
全てを捨てても良いと思ったのさ　君とずっといたいから
恋したいから
好きだよなんて言えないまま　過ぎていく時間
何とも思ってない友達演じているのに
君のこと考えると胸が苦しくて仕方ない


2020 Ichigou.

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タグ：片思い 恋愛 詩 作詞